マイディストリ作成のヒント

ディストリ名の設定
/etc/PinguyBuilder.confを編集する.
LIVEUSERにライブ起動時のユーザー名をセットする.
LIVECDLABELにマイディストリ名をセットする.

LIVEUSER="basix"
LIVECDLABEL="Basix 5.0"

/etc/lsb-releaseを編集する.

DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.04
DISTRIB_CODENAME=focal
DISTRIB_DESCRIPTION="Basix 5.0/x86_64"

DISTRIB_DESCRIPTIONを修正する.
それ以外は変更しないこと.

/etc/os-releaseのPRETTY_NAMEを修正する.

PRETTY_NAME="Basix 5.0"

デスクトップやアプリの設定の保存
PinguyBuilderはホームのデータはisoファイルに保存しません,
なぜならホームにはパスワードや個人情報などが保存されています.
不特定多数に公開するには危険です.
しかし、ホームにはデスクトップの設定や各種アプリの設定が保存されています.
とくに設定データの多くは~/.configに格納されています.
これらはisoファイルに保存しなければなりません.
そういうデータは/etc/skelフォルダにコピーしておきます.
PinguyBuilderはライブ起動時に/etc/skelのデータをホームにコピーします.

スプラッシュやインストーラーのカスタマイズ
 カスタマイズする方法はパッケージを作り直す方法と直接データを修正する方法があります.

[パッケージを作り直す]
 Basixのスプラッシュはパッケージplymouth-theme-basix-logo,plymouth-theme-basix-textに 定義されています.
同じくインストーラーはパッケージubiquity-slideshow-basixに定義されています.
いずれも/etc/basix/pkgsにdebファイルがあります.
カスタマイズするにはこれらのパッケージを修正するか、あらたにパッケージを作成します.
もとのパッケージをカスタマイズして新しいパッケージを作成するには、

mkdir work
dpkg -x 旧パッケージファイル名 work
dpkg -e 旧パッケージファイル名 work/DEBIAN

work以下のファイルを修正します.
 スプラッシュのデータはwork/usr/share/plymouth/themes/basix-logoと work/usr/share/plymouth/themes/basix-textにあります.
sudo mv work/usr/share/plymouth/themes/basix-logo work/usr/share/plymouth/themes/[mydistro-name]-logo
sudo mv work/usr/share/plymouth/themes/basix-text work/usr/share/plymouth/themes/[mydistro-name]-text
とリネームしてから[mydistro-name]-logo,[mydistro-name]-textのデータを修正するとよいでしょう.
ロゴを変えるにはlogo.pngを、背景を変えるにはbackground.pngを変更します.
スプラッシュの動作はmdv.scriptが行っていますが、変更するには気に入った
スラッシュのパッケージを取ってきてパッケージを修正するとよいでしょう.

 インストーラーのデータはwork/usr/share/ubiquity-slideshowにあります.
画像はwork/usr/share/ubiquity-slideshow/slides/screenshotsにあります.
画像の解像度は水平方向448ピクセルにします.
説明文は英文はwork/usr/share/ubiquity-slideshow/slidesに、日本語は work/usr/share/ubiquity-slideshow/slides/l10nにあります.
スライドの制御はwork/usr/share/ubiquity-slideshow/slides/index.htmlです.

 パッケージ名を変えるにはwork/DEBIAN/controlを修正します.
新しいパッケージを作成するには

sudo dpkg-deb -b work 新パッケージファイル名

新しいパッケージをインストールする前に旧パッケージを削除してから行います.

削除
sudo dpkg --purge 旧パッケージ名
インストール
sudo dpkg -i 新パッケージファイル名

[直接データを修正する]
 簡易的な方法ですがパッケージを作成するより簡単です.
上で述べたように/usr/share/plymouth/themes/basix-logo,/usr/share/plymouth/themes/basix-textおよび/usr/share/ubiquity-slideshowのデータを直接修正します.
スプラッシュを反映するには sudo update-initramfs -u を実行します.

トラブルシューティング
・pinguybuilder.shでisoファイルが作成されない.
原因を調べるには/home/PinguyBuildr/PinguyBuilder/PinguyBuilder.logを開いて終わりの方にエラーが出ているはずです.

・4GB以上のファイルを作成できない.
PinguyBuilderの制限ですが /usr/bin/PinguyBuilderの864行目と898行目のチェックしている部分をコメントにする.

・ライブ起動しない
"failed to load COM32 file vesamenu.c32"と表示されるとき
menuと入力する、
menuと入力してもエラーのときはliveと入力すると直ちにブートが始まります.


(注意)
 Basixは常に最新のものを使用してください.
(simosnet.com以外からのファイルは古いかもしれないので注意!)
またPinguyBuilder-basixも最新のものを使用してください.
PinguyBuilder-basix最新版